vol.92 杜ノ輝が、これまでもこれからも大切にしたい考え方

こんにちは！杜ノ輝の神田です。
今回はこれまでと少し趣向を変えて、今後杜ノ輝が家づくりに携わる中で、大切にしたいと思っている考え方についてお話していきたいと思います。

■住む人にとって、本当に必要な家をめざして

 

私は、これから必要以上に大きい家を建てるのではなく、気持ち小さくつくっていくのが良いのではないかなと思っています。大きく作りすぎたとしても、不要なお部屋ができてしまったり、掃除が大変になってしまったりと不便なことだって起きてしまいます。近ごろでは壁を利用した収納も数多くあるので、収納にも困りにくくなっているのではないでしょうか。

 

また、住む人に希望やライフスタイルに応じて、寝室のサイズを極端に小さくしたり、リビングルームを広くとって個室を極力設けないというのもありだと思います。暮らしの中で不要なものは省いていく、というのが大切なポイントになるのではないでしょうか。

 

もちろん家を建てるためにたくさんお金をかけることで、色んなものを導入したり便利な家にしたりすることはできます。しかし、家を建てることだけが全てではありませんよね。家族で旅行に行ったり、色んな新しい体験をしてみたり。家は生きていくための手段としてあるわけで、家を建てることは目的ではありません。

 

 

しかし、ローコスト住宅で質の低いものを建てるのは、住む人の健康や暮らしのためにならないことも多くあります。だからこそ、きちんと質の高いおうちを過剰にならない大きさで建てていくことが大切なのではないでしょうか。コストをかけるべきところにはかけて、不要なところはきちんと省く。そのメリハリが重要だとおもっています。

 

家づくりが人生の全てではありません。しかし、家は人生の重要な部分を占めてはいます。そのバランスをきちんととらえながら、皆様の家づくりを今後もサポートしていくことができればと思っています。