【リノベ】古い梁を見上げる、気楽にくつろげるおうち

2022年竣工／Ｉ様邸
■フルリノベーション

中古住宅を購入してご家族で住まれるご予定とのことで、築約50年のお宅のフルリノベーションをご依頼いただきました。

「気楽に過ごせるおうち」をご希望でしたので、男性陣と女性陣、家族みんなが寛げる空間を目指しました。

◆古さをプラスに

まずは古いお宅ならではの古い梁や柱。約50年の経年変化で生まれる木の味わいは新築には出せません。これはある意味リノベーションならではの強みですね。
ボリュームがあり状態もよかったため、リビングの天井や壁で敢えて一部見せるデザインにしました。

壁は漆喰。真新しい白でありながら手塗りのぬくもりある仕上がりで、梁や柱ともよく馴染んでいます。
床はコストとデザイン性を重視して、ＤＩＹで人気のあるＯＳＢ合板を利用しました。プレスされた木片がワイルドさやおしゃれさを感じさせる建材で、ブルックリンスタイルなどでは敢えて見せる使い方もしますので、こちらも古い物との相性はよいですね。

■AFTER

■BEFORE

リビングの壁はワンポイント色を入れることで明るさやおしゃれ感アップ。可愛らしくもカッコよくもみえる絶妙なブルーが効いています。

◆モルタルキッチンでクールさをプラス

■AFTER

■BEFORE

キッチンはモルタルキッチンを造作で。杜ノ輝の特徴であるデザインコンクリートの技術を駆使しました。
モルタルキッチンのちょっと無骨でクールなテイストは男性が立ってもカッコよく様になりますので、お料理やコーヒーを楽しみたい男性に人気です。
背面収納は木で造作しましたので、クールだけでなく柔らかさも感じられます。

◆帰るのが楽しみになる玄関デザイン

玄関はデザインコンクリートでカッコよく！
杜ノ輝をご来訪くださったお客様には良くお話しするのですが、玄関周りをカッコよくすることはとても大事です。
今回はちょっとダンディーな、おしゃれな男性が似合う玄関になりましたよ。

■外観AFTER

■外観BEFORE

◆みんなで寛ぐ空間に

今回構造材だけを残してフルリノベーションしましたが、建物本来の古さや手仕事感を上手に活かすことで、おうち全体が肩の力の抜けた、カジュアルでおしゃれな空間にまとまりました。ご家族やお友達と楽しい時間をたくさん過ごしていただけたら、私たちもうれしいですね。

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