vol.94 よい家づくり最大の秘訣
杜ノ輝の神田です!
お洒落な外観、便利で快適な設備、ムダのない家事動線、憧れのインテリア。
多くの人にとって家づくりは、夢を叶える人生の一大イベントですね。
土地探しからはじまって建築会社選び、プラン決め、キッチンなどの設備決めなど決めることが沢山で大変ではありますが、杜ノ輝が来社されたすべてのお客様にお願いしていることがあります。
それはひとつひとつの工程を、ご家族で楽しんで進めていただきたい、ということです。
これは単に「せっかく高額なお買い物をされるのだから」「ご家族の思い出になるから」ではなく、家づくりの根本にかかわる理由があります。
■人は感情の生き物
人間は感情の生き物です。いくら正しくても優しさや思いやりのない言葉であれば人は傷つきますし、逆に自分の損になるとわかっていても「大切な人のためなら」と頑張れる時があります。そして目の前にイライラしている人がいたら自分まで嫌な気持ちになったり、悲しいときに無邪気な笑顔に救われたりと、感情は伝わっていくものでもあります。
■想いは建物に残ります
不思議なものでこれらの想いはモノにも残るようで、建物にはつくり手の想いが残ります。何か月もかけてコツコツと、職人たちがお施主様の夢を理解して、自分たちも楽しんでその腕をふるえば、それはお施主様ご家族を大切に思う温かい家になるでしょう。
時々、お施主様から「なんでこんな感じが好きってわかったのですか?」「ここはプランの時には気が回っていなかったけど、使いやすくしてあってビックリしました」そんなお言葉をいただくことがありますが、それはつくり手の積み重ねた想いの一部が、お施主様に伝わった瞬間なのかもしれませんね。
■あなたのビジョンがつくり手のゴール
ご家族間の話し合いが上手くいかない日があるかもしれません。大きい金額のローンを思って不安になる夜もあるでしょう。それでも新しいおうちでどんな暮らしをしたいかをしっかりと見据えて、そのビジョンを楽しんでいらっしゃる姿は、確実につくり手にも伝わります。言葉や図面だけでなくお施主様自身の様子が、そのままつくり手の目指すゴールになるのです。
新しいおうちでどんな風に暮らしたいか、それに向かってぜひ心から家づくりを楽しんでください。それがいい家づくりの最大の秘訣です。